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電書ちゃんねるプラス

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KDP新刊情報 急急如律令さん『表紙の作り方: 環境の構築・フリー素材 ソフトウェアの使い方』 《2016年08月18日より》

KDP新刊情報

KDP新刊情報

ちゅうもーく☆ 急急如律令さん(@99nyorituryo)から新刊のお知らせが届いてるわよ。

 表紙を作りたいけど、どんなソフトウェアを使うかわからないとか。あまりお金をかけれないのでフリーウェアやフリー素材を使って作りたい人向けに書きました。

ふむふむ。いったいどんな内容の本なのかしら。

電子書籍の表紙を作る上でのツールやソフトウェアの使い方について書いています。

■写真を編集した表紙を作成する
フォントにドロップシャドウ、光彩(グロー)、エンボス、ベベル、合成モードなどを利用しての表紙を作る。

■パソコンの性能
表紙を作るのに必要なノートパソコンやデスクトップパソコンの特徴について。

液晶ペンタブレットやペンタブレット
予算から最低限必要なものを考えての選び方。

■お絵かき用補助デバイス(左手デバイス)
ペンタブレットとを利用した作業を効率化するHidKeySequenceの設定や説明など。

■イラストの作成
 ペンタブレットやスキャンした絵を取り込んでの編集について。

この本で出てくるソフトウェアはK
rita、GIMPCLIP STUDIO PAINTInkscape。ただ、主にGIMPでの説明になっている。

どう? 気になった人は見逃さずチェックよ! この本が素敵な読者さんに恵まれますように。


新刊の告知はこちらのページから随時受け付けているわよ。登録方法をよく読んでね。セールと無料キャンペーンの告知は、こちら

KDP無料キャンペーン情報 松野栄司さん『咎人戦騎7: 第七話【魔窟】』 《2016年08月22日より》

KDP無料キャンペーン情報

KDPセール&無料キャンペーン

やっほー☆ 松野栄司さん(@todomaru21)から無料キャンペーンのお知らせが届いてるわよ。

【内容紹介】

古来より人の心の闇に付け込み、人を喰らう魔物が存在した。
魔物の名は魔徒。そして、魔徒を狩る騎士も又、存在した。
生きた鎧、戦騎を駆り、人々を護る騎士。
主人公・羅刹は生前に罪を犯し、咎人で在りながら騎士として魔徒を討つ定めを課せられていた。
だが、羅刹は魔徒を斬る事だけに捉われていて、人を護ろうとはしなかった。
まるで、抜き身の刀で在る。
在る時、一人の少女に出逢い、羅刹に僅かな変化が顕れる。

咎人戦騎7: 第七話【魔窟】

咎人戦騎7: 第七話【魔窟】

価格99 円 → 0 円
期間2016年08月22日〜2016年08月26日

ここに書かれた期間はあくまでも目安だと思って。ストアの都合で予定よりも前後することがあるから注意してね。

それじゃこの本がどんな内容なのか見てみましょうか。

古来より人の心の闇に付け込み、人を喰らう魔物が存在した。
魔物の名は魔徒。そして、魔徒を狩る騎士も又、存在した。
生きた鎧、戦騎を駆り、人々を護る騎士。
主人公・羅刹は生前に罪を犯し、咎人で在りながら騎士として魔徒を討つ定めを課せられていた。
だが、羅刹は魔徒を斬る事だけに捉われていて、人を護ろうとはしなかった。
まるで、抜き身の刀で在る。
在る時、一人の少女に出逢い、羅刹に僅かな変化が顕れる。

第七話:【魔窟】
香流羅は禁忌の術を会得する為に、其の地に訪れていた。
其処は魔徒が跋扈する魔の巣窟だった。

以下、本文抜粋。

温かい雰囲気が、部屋を満たしている。
 柔らかな砂羅の微笑みが、心を和らげる。羅刹の中で、砂羅に対する警戒心は完全に消えていた。
 心が緩むと言う事は、身体が緩むのと同じ事だった。穏やかな笑みを浮かべながら、砂羅は拳を繰り出して来た。
「あら……中々、良い反射神経をしてるのね?」
 砂羅の拳を、左腕で捌いていた。
「何の真似だ?」
「安心して、部屋には結界を張っておいたから」
 何時の間にか、刹那の姿が消えていた。
「貴方の力を少し、見せてくれない?」
 微笑を浮かべて、砂羅は姿を消した。《禍人の血族》特有の不思議な術で在った。気配はするが、其の姿は何処にもなかった。
「勘違いしないでね。さっきも言った様に、私は貴方の敵には成らない。此れは、そう……ほんの戯れよ!」
 背後から迫る気配を察知して、羅刹は動いていた。短剣の鞘でクナイの一撃を受け、身体を反転させて短剣で砂羅を斬り払う。だが手応えは、全くなかった。又、術を使って姿を眩ませている。
「凄いわね。香流羅じゃあ、貴方に勝てない訳ね。けど、気を付けて。あの子は今、禁忌の書に手を掛けている」
「禁忌の書だと……。どう言う事だ?」
 今度は上から、小太刀を振り降ろして来た。短剣で受けて、鞘で打ち付ける。其れをクナイで往なして、砂羅は前蹴りを放つ。左足で払い退けて、羅刹は右の廻し蹴りを繰り出していた。砂羅は更に前に出て、近接距離から頭部への廻し蹴りを放った。其れを真面に喰らって、羅刹は倒れていた。
 追撃はして来ない。
 まさか今の距離から、廻し蹴りが放てるとは思わなかった。砂羅の身体は相当、柔軟に出来ている。
 本気ならば、今ので追撃を受けて致命傷を受けていただろう。
「どうやら貴方は、戦騎に頼り過ぎている様ね。戦騎無しで、何処まで闘えるかしら?」
 此方が構えるのを待ってから、砂羅は回転蹴りを放って来た。其れを左腕で受ける。
「其れじゃ……駄目!」
 足を左腕に絡めて、砂羅は体を捻った。
 砂羅の体重に引っ張られて、羅刹は倒されていた。
 首に絡み付く太腿が、頸動脈を絞め付ける。
「貴方は確かに強いわ。けれども、其れは戦騎が在ってこそよ……。貴方は今、女の私に体術で追い詰められている」
 頸を絞める力が、更に強くなっていく。
 此の儘だと不味い。
 墜ちてしまう。
「香流羅は、此れから強く成るわ。今の貴方よりも……私よりもね」
 短剣を砂羅に向けて振るうが、術で逃げられる。
「貴方は、強くならなければ成らない。でなければ……此れから先、何も護れないわ」
 砂羅は異常な迄に強かった。強さの底が、全く見えない。
「次の一撃は、本気で行くから覚悟してね」
 此の時、初めて砂羅は殺気を放っていた。
 鋭い刃物で背後から、心臓を刺し貫かれた様な殺気を感じた。其の瞬間、羅刹の背中を砂羅の手が触れていた。
 ――全く、動けなかった。
「此れが実戦なら、貴方は死んでいたわ」
 砂羅の手から、温かい力が伝わって来る。不思議な其の力は、己の内側から全身を駆け巡っていた。胸を見ると蒼白い光の刻印が、刻まれていた。
「其の術が毒に成るか、貴方の力に成るかは、貴方次第よ」
 見た事も無い刻印で在った。
 だが呪いの類いでは無い事は、確かで在った。

さあ、気になる人は見逃さずチェックしてね! この本が素敵な読者さんに恵まれますように。


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KDP新刊情報 淡波亮作さん『乾いた四行のあいだ、湿った四行のあいだ、何でもない、何かが、』 《2016年08月21日より》

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ちゅうもーく☆ 淡波亮作さん(@RyoAwa)から新刊のお知らせが届いてるわよ。

昨年暮れから今年の春にかけて、淡波ログにて掲載しました詩をまとめた第二詩集です(季節外れです)。
新作は少なめですが、少々手直しも入れています。やはり、縦書きで、明朝体で、適度な行間で読める電子書籍はいいなあと思います。
お読みいただけるとたいへん嬉しいです!

乾いた四行のあいた?、湿った四行のあいた?、何て?もない、何かか?、

乾いた四行のあいた?、湿った四行のあいた?、何て?もない、何かか?、

ふむふむ。いったいどんな内容の本なのかしら。

難解さも分かりやすさも追い求めない。
ただ、感情の化学変化を少しだけ斜めから見て、どうしても書かずにいられない時、自分の中にある言葉を探して、探しに探して、あなたに届けるために書きました。
淡波ログに連載された詩を中心にまとめた第二詩集です。

・収録作品(23篇)
四行分の感情
風に叫ぶ
思い込みでいい
種たちは
六角のゆめ
冬の芽がほら
おもひで
空っぽだ
こわい
いつか
こんなかたちで
いやなやつなんて、いない
「わたしのこと、わかってほしい」
テーマだって?
詩篇をひとつ
こぶし
転がる石
間違ってる
夜の水たまり
がんばれ、アリよ
364日間
負け
青い命よ

どう? 気になった人は見逃さずチェックよ! この本が素敵な読者さんに恵まれますように。


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KDP新刊情報 アヲイさん『無責任姉妹 4: 孤高少女の放心|奇譚・鮨とか博奕とか恋慕とか。【後篇】 (さくらノベルス)』 《2016年08月21日より》

KDP新刊情報

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ちゅうもーく☆ アヲイさん(@IrresponSister)から新刊のお知らせが届いてるわよ。

無責任姉妹シリーズ最新刊&最終巻です。
前シリーズ同様のハチャメチャ学園コメディで、みなさまのご機嫌を伺います。
KDPほかKOBO、BOOKWALKERでもご覧いただけます。
どうぞたっぷりとお楽しみください。

ふむふむ。いったいどんな内容の本なのかしら。

「アイツのハートは原子炉だ。何かあったらここいら一帯はおしまいだ」(漆田琴香)

【作品概要】

動力をめぐって風雲急を告げる漆田姉妹の青春渡世。
シリーズ第4段は、いよいよ開催・スポーツ交歓会。

動き出した風奈の「珍魚捕獲作戦」。生徒会にしびれを切らした日下は強硬手段に出る。
琴香とトーデンは魔の手からハラコリキを守ろうとするが、事態は意外な展開に。
そして迎えたスポーツ交歓会。失意の琴香の前に再びあの男があらわれて……。

   *

造船部・識部長零はオタク部員を率いてドックを統率。
キャプテン風奈は湖底で不老不死の坊主を喰い損ねる。
平凡な女子高生を望む漆田琴香の日々は相場乱高下。
胴元教師日下ひなたは教育長と一攫千金を狙う。

「澄んでるのは濁ってもいいけど、濁ってるのは澄ましたらいけないの」(関丹)
てれすこの干物は『すてれんきょう』って言うんだよ」(立河)
「妹のアタシでも、アイツからそんなセリフを聞いたの、初めてだよ」(漆田風奈)

ある者は鮨のため、またある者は博奕のため、生徒が、職員が、様々な部活が入り乱れる、初夏の物語。
だいたいドタバタで、ときどきマニアック、ともするとシニカル。
だけど今回は、ちょっと淡くて切ない……?
全体的にとっ散らかってる社会派(?)学園コメディです。

★「奇譚・鮨とか博奕とか恋慕とか。」は二部構成です。
 この物語は「無責任姉妹(3)機械少年の憂鬱」の続きで、本巻で完結します。

どう? 気になった人は見逃さずチェックよ! この本が素敵な読者さんに恵まれますように。


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KDP無料キャンペーン情報 芥生夢子さん『四季』 《2016年08月17日より》

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やっほー☆ 芥生夢子さん(@azami_yumeko)から無料キャンペーンのお知らせが届いてるわよ。

おそらく最後のキャンペーンとなりますのでこの機会にどうぞ!

四季

四季

価格250 円 → 0 円
期間2016年08月17日〜2016年08月21日

ここに書かれた期間はあくまでも目安だと思って。ストアの都合で予定よりも前後することがあるから注意してね。

それじゃこの本がどんな内容なのか見てみましょうか。

「じゃあふたりで、嘘を吐こう。今までで一番壮大な嘘」
「わたしがこれから行き着く先は、深い地中の底なのだから」
大嘘つきの四季。何かにすがりつくような生き方しかできない四季、そんな彼女の脆さが、僕は何より好きだった。

さあ、気になる人は見逃さずチェックしてね! この本が素敵な読者さんに恵まれますように。


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KDP無料キャンペーン情報 松野栄司さん『咎人戦騎6: 第六話【食堂】』 《2016年08月17日より》

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KDPセール&無料キャンペーン

やっほー☆ 松野栄司さん(@todomaru21)から無料キャンペーンのお知らせが届いてるわよ。

【内容紹介】

古来より人の心の闇に付け込み、人を喰らう魔物が存在した。
魔物の名は魔徒。そして、魔徒を狩る騎士も又、存在した。
生きた鎧、戦騎を駆り、人々を護る騎士。
主人公・羅刹は生前に罪を犯し、咎人で在りながら騎士として魔徒を討つ定めを課せられていた。
だが、羅刹は魔徒を斬る事だけに捉われていて、人を護ろうとはしなかった。
まるで、抜き身の刀で在る。
在る時、一人の少女に出逢い、羅刹に僅かな変化が顕れる。

咎人戦騎6: 第六話【食堂】

咎人戦騎6: 第六話【食堂】

価格99 円 → 0 円
期間2016年08月17日〜2016年08月21日

ここに書かれた期間はあくまでも目安だと思って。ストアの都合で予定よりも前後することがあるから注意してね。

それじゃこの本がどんな内容なのか見てみましょうか。

古来より人の心の闇に付け込み、人を喰らう魔物が存在した。
魔物の名は魔徒。そして、魔徒を狩る騎士も又、存在した。
生きた鎧、戦騎を駆り、人々を護る騎士。
主人公・羅刹は生前に罪を犯し、咎人で在りながら騎士として魔徒を討つ定めを課せられていた。
だが、羅刹は魔徒を斬る事だけに捉われていて、人を護ろうとはしなかった。
まるで、抜き身の刀で在る。
在る時、一人の少女に出逢い、羅刹に僅かな変化が顕れる。

第六話【食堂】

金の無い二人の若者。
未来に希望も持たずに其の日暮らし。
心の渇きを只々、抱えている。

以下、本文抜粋。

 無心で短剣を振るう。
 羅刹が寝床として使ってる廃墟と成ったホテルを、無数の人形が徘徊している。人形の手には其々、武器が握られている。槍、刀、弓、薙刀、大剣、湾刀、杖、拳銃、短刀、戦斧。実に様々な武器を手にした彼等は、多種多様な武術や刀剣術を使用していた。
 剣術、棒術は勿論。サバットやクラビー・クラボーン、フェンシング、太極拳八極拳と言った中国武術、空手やベアナックルを用いたボクシングまで、縦横無尽に羅刹を襲った。
 全てを躱し、払い退けて、斬り捨てていく。だが、其の動きには何処か、憂いが見られた。
「羅刹、どうしたの。今の貴方の剣には、迷いが見えるわよ?」
 人形達の群れの中心に、若い女がいた。とても、美しい女で在った。
 其の女の手にも又、刀が握られている。
「此の間の事を、気にしてるのかしら?」
 女は微笑を浮かべながら、羅刹に問い掛ける。
 ――人殺し。
 此の間の女の言葉が、頭にこびり付いていた。胸を痛みが満たしている。互いに愛し合っていた男女。男は魔徒に憑かれていた。斬らなければ、何れは多くの哀しみを招いていた。
 其れなのに、羅刹は後悔していた。果たして、本当に自分が正しかったのかが、解らなかった。
 無言で剣を只、振るい続ける羅刹。まるで、己の迷いを断ち斬ろうとしている。其の剣では人形は斬れても、心の闇までは斬れない。
「貴方の心には、大きな闇が在るわ」
 女――タリムは、静かに語り掛ける。こうして戦騎の姿ではなくて、人の姿で羅刹に語り掛けるのは数年振りで在った。
 人形達も皆、タリムの力で生み出した幻覚で在る。此れまで羅刹が闘った者だけでなく、タリムが幾千年もの間に共にした騎士や敵達の動きを再現していた。
 人形の姿は、タリムのイメージで決定付けられるが、時として羅刹の心にも呼応する。
「貴方の中の大きな闇は、何処に在るのかしら?」
 人形達を全て蹴散らした時には、羅刹は汗だくに成っていた。
 僅かな隙を衝いて、タリムが間合いを詰める。
 タリムの刀の一撃を、羅刹は辛うじて短剣で受け止める。
「良く眼を凝らし、己の心と対話しなさい。貴方の憎しみは、誰に向けられた物なの?」
 タリムの言葉に呼応する様に、羅刹を取り巻く空間が変化していく。
 燃える家屋。逃げ惑う人々。上がる悲鳴や懇願の声。其れは羅刹が生前、最期に見た光景だった。
 江戸時代の小さな在る村を、盗賊達が襲っていた。
 目前で剣を交える相手を見て、羅刹は我を忘れていた。心の中を憎悪や憤怒の感情が、暴れ狂う蛇の様に蠢いていた。
 己の顔に傷を付けた其の相手は、羅刹と同じ歳だった。札付きと成った羅刹と共に生き、共に剣を磨いた。そして、互いに剣を交えていた。
 彼(か)の者の名は――
「出狗(いずく)……何故、裏切った!」
 過去にも同じ言葉を、投げ掛けていた。
 仲間だと想っていた。唯一無二の友だと信じていた。其れなのに何故、袂を分かち、剣を交えるのか。憤怒の炎が滾り心と体を、内奮わした。憎悪の細霧が、心を色濃く深い闇へと彩る。出狗の短刀を払い刀の鞘で、出狗が繰る弐の太刀を受け流した。短刀二刀流が、出狗の剣で在った。縦横無尽に上下左右から、繰り出される連撃は正に獣の剣。羅刹は出狗の剣を、知り尽くしていた。出狗も又、羅刹の剣を知り尽くしていた。
 共に生き、共に闘った二人だからこそ、常に息がぴたりと揃っていた。正に阿吽の仲で在った。実力も互いに、拮抗していた。
 故にこそ、互いに死合えば相討つ定めも、必定で在ったのかも知れない。
 互いの刀が、互いの急所を捉える瞬間で在る。
「羅刹っ……!」
 刹那の叫び声と共に、出狗の姿は消え去った。景色も元居た廃墟と成っていた。タリムの姿も無い。
 羅刹だけが、抜き身の刀を握り締めていた。憎悪を携え、憤怒を懐いた其の刀は羅刹、其の物で在った。
「貴方には、光が必要よ。心を祝福で満たす、暖かい光が……。彼女には、其の光が在る。だから、此処に招かせて貰ったわ」
 タリムの存在も又、羅刹を導く者で在った。
 けれども、人の温もりまでは与えられない。
「余計な事を……」
 刀を鞘に納めながら、羅刹は呟いた。其の瞬間、刀は短剣に戻っていた。
「迷惑……だったかな?」
 遠慮がちに、羅刹を見上げる刹那。
 気まずい雰囲気を纏わせていたが、羅刹は良い意味でも悪い意味でも空気が読めない。
「迷惑じゃない。腹が減った。何処か、別の場所へ行こう」
 黒のコートを手に取り、静かに歩き出す羅刹。
 無言で後を追う刹那。

さあ、気になる人は見逃さずチェックしてね! この本が素敵な読者さんに恵まれますように。


セールと無料キャンペーンの告知は、こちらのページから随時受け付けているわ。登録方法をよく読んでね。