KDP新刊情報 姉崎あきかさん『樋口一葉「働く女三部作」論――『大つごもり』『にごりえ』『わかれ道』にみる〈語り〉の位相』 《2015年06月17日より》

KDP新刊情報

ちゅうもーく☆ 姉崎あきかさん(@akika_a)から新刊のお知らせが届いてるわよ。

現代にも通じるテーマである「働く女性」を、樋口一葉はどう描いているのか。
先端の文学理論を使って、『大つごもり』『にごりえ』『わかれ道』をがっつり研究♪


1.先行論文、先行研究を丁寧に整理!
2.テクスト論、語り手分析の実践が読める!
3.従来にない形でフェミニズム批評を展開!


テクスト論、〈語り手〉分析にあらたな可能性をひらく一葉論集!!


縦書きのみのリリースです。
↓以下のページで詳細を紹介しております。

電子書籍】アマゾンkindle樋口一葉論(大つごもり、にごりえ、わかれ道)をリリースしました
http://poonyoponyo.seesaa.net/article/420959986.html

ふむふむ。いったいどんな内容の本なのかしら。

家事労働でも妾労働でもない仕事に従事する女たちを、樋口一葉の作品は素描している。女中働きをする『大つごもり』のお峰、銘酒屋酌婦である『にごりえ』のお力、針仕事屋の『わかれ道』のお京。いずれもその稼ぎを抜きにしたら、自らあるいは家族が倒れてしまう、たんなる生活の足しではない労働である。しかしながら、彼女たちは物語の終わりまでに、労働を金銭に変換するという市場原理から疎外されてしまう……。

本書はまず、先行研究を丁寧に整理する。そのうえで、テクストを物語る主体を「語り手」と規定し、語り手や登場人物が織りなす〈語り〉の構造をあきらかにすることで、〈語り〉の誘導にのみにとらわれない物語空間を見据える。

・面白おかしく勧善懲悪を物語る語り手の「ほころび」を指摘する「大つごもり」論。(「道化的語りと二円の意味生成」)
・語り手や登場人物の、お力に対する「レッテル貼り」をつまびらかにする「にごりえ」論。(「ワイドショー的語りの外で」)
・互いの「虚像」をまなざすお京と吉三のコミュニケーションに、必然の別れをみる「わかれ道」論。(「「働く女三部作」の末」)

テクスト論、〈語り手〉分析にあらたな可能性をひらく一葉論集。

どう? 気になった人は見逃さずチェックよ! この本が素敵な読者さんに恵まれますように。


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