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KDP無料キャンペーン情報 松野栄司さん『咎人戦騎7: 第七話【魔窟】』 《2016年08月22日より》

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KDPセール&無料キャンペーン

やっほー☆ 松野栄司さん(@todomaru21)から無料キャンペーンのお知らせが届いてるわよ。

【内容紹介】

古来より人の心の闇に付け込み、人を喰らう魔物が存在した。
魔物の名は魔徒。そして、魔徒を狩る騎士も又、存在した。
生きた鎧、戦騎を駆り、人々を護る騎士。
主人公・羅刹は生前に罪を犯し、咎人で在りながら騎士として魔徒を討つ定めを課せられていた。
だが、羅刹は魔徒を斬る事だけに捉われていて、人を護ろうとはしなかった。
まるで、抜き身の刀で在る。
在る時、一人の少女に出逢い、羅刹に僅かな変化が顕れる。

咎人戦騎7: 第七話【魔窟】

咎人戦騎7: 第七話【魔窟】

価格99 円 → 0 円
期間2016年08月22日〜2016年08月26日

ここに書かれた期間はあくまでも目安だと思って。ストアの都合で予定よりも前後することがあるから注意してね。

それじゃこの本がどんな内容なのか見てみましょうか。

古来より人の心の闇に付け込み、人を喰らう魔物が存在した。
魔物の名は魔徒。そして、魔徒を狩る騎士も又、存在した。
生きた鎧、戦騎を駆り、人々を護る騎士。
主人公・羅刹は生前に罪を犯し、咎人で在りながら騎士として魔徒を討つ定めを課せられていた。
だが、羅刹は魔徒を斬る事だけに捉われていて、人を護ろうとはしなかった。
まるで、抜き身の刀で在る。
在る時、一人の少女に出逢い、羅刹に僅かな変化が顕れる。

第七話:【魔窟】
香流羅は禁忌の術を会得する為に、其の地に訪れていた。
其処は魔徒が跋扈する魔の巣窟だった。

以下、本文抜粋。

温かい雰囲気が、部屋を満たしている。
 柔らかな砂羅の微笑みが、心を和らげる。羅刹の中で、砂羅に対する警戒心は完全に消えていた。
 心が緩むと言う事は、身体が緩むのと同じ事だった。穏やかな笑みを浮かべながら、砂羅は拳を繰り出して来た。
「あら……中々、良い反射神経をしてるのね?」
 砂羅の拳を、左腕で捌いていた。
「何の真似だ?」
「安心して、部屋には結界を張っておいたから」
 何時の間にか、刹那の姿が消えていた。
「貴方の力を少し、見せてくれない?」
 微笑を浮かべて、砂羅は姿を消した。《禍人の血族》特有の不思議な術で在った。気配はするが、其の姿は何処にもなかった。
「勘違いしないでね。さっきも言った様に、私は貴方の敵には成らない。此れは、そう……ほんの戯れよ!」
 背後から迫る気配を察知して、羅刹は動いていた。短剣の鞘でクナイの一撃を受け、身体を反転させて短剣で砂羅を斬り払う。だが手応えは、全くなかった。又、術を使って姿を眩ませている。
「凄いわね。香流羅じゃあ、貴方に勝てない訳ね。けど、気を付けて。あの子は今、禁忌の書に手を掛けている」
「禁忌の書だと……。どう言う事だ?」
 今度は上から、小太刀を振り降ろして来た。短剣で受けて、鞘で打ち付ける。其れをクナイで往なして、砂羅は前蹴りを放つ。左足で払い退けて、羅刹は右の廻し蹴りを繰り出していた。砂羅は更に前に出て、近接距離から頭部への廻し蹴りを放った。其れを真面に喰らって、羅刹は倒れていた。
 追撃はして来ない。
 まさか今の距離から、廻し蹴りが放てるとは思わなかった。砂羅の身体は相当、柔軟に出来ている。
 本気ならば、今ので追撃を受けて致命傷を受けていただろう。
「どうやら貴方は、戦騎に頼り過ぎている様ね。戦騎無しで、何処まで闘えるかしら?」
 此方が構えるのを待ってから、砂羅は回転蹴りを放って来た。其れを左腕で受ける。
「其れじゃ……駄目!」
 足を左腕に絡めて、砂羅は体を捻った。
 砂羅の体重に引っ張られて、羅刹は倒されていた。
 首に絡み付く太腿が、頸動脈を絞め付ける。
「貴方は確かに強いわ。けれども、其れは戦騎が在ってこそよ……。貴方は今、女の私に体術で追い詰められている」
 頸を絞める力が、更に強くなっていく。
 此の儘だと不味い。
 墜ちてしまう。
「香流羅は、此れから強く成るわ。今の貴方よりも……私よりもね」
 短剣を砂羅に向けて振るうが、術で逃げられる。
「貴方は、強くならなければ成らない。でなければ……此れから先、何も護れないわ」
 砂羅は異常な迄に強かった。強さの底が、全く見えない。
「次の一撃は、本気で行くから覚悟してね」
 此の時、初めて砂羅は殺気を放っていた。
 鋭い刃物で背後から、心臓を刺し貫かれた様な殺気を感じた。其の瞬間、羅刹の背中を砂羅の手が触れていた。
 ――全く、動けなかった。
「此れが実戦なら、貴方は死んでいたわ」
 砂羅の手から、温かい力が伝わって来る。不思議な其の力は、己の内側から全身を駆け巡っていた。胸を見ると蒼白い光の刻印が、刻まれていた。
「其の術が毒に成るか、貴方の力に成るかは、貴方次第よ」
 見た事も無い刻印で在った。
 だが呪いの類いでは無い事は、確かで在った。

さあ、気になる人は見逃さずチェックしてね! この本が素敵な読者さんに恵まれますように。


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