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KDP無料キャンペーン情報 松野栄司さん『咎人戦騎⑫: 第十二話【傀儡】(後編)』 《2017年02月16日より》

KDP無料キャンペーン情報
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KDPセール&無料キャンペーン

やっほー☆ 松野栄司さん(@todomaru21)から無料キャンペーンのお知らせが届いてるわよ。

現代が舞台のダークファンタジーです。
一話一万文字になってます。

価格99 円 → 0 円
期間2017年02月16日〜2017年02月21日

ここに書かれた期間はあくまでも目安だと思って。ストアの都合で予定よりも前後することがあるから注意してね。

それじゃこの本がどんな内容なのか見てみましょうか。

古来より人の心の闇に付け込み、人を喰らう魔物が存在した。
魔物の名は魔徒。そして、魔徒を狩る騎士も又、存在した。
生きた鎧、戦騎を駆り、人々を護る騎士。
主人公・羅刹は生前に罪を犯し、咎人で在りながら騎士として魔徒を討つ定めを課せられていた。
だが、羅刹は魔徒を斬る事だけに捉われていて、人を護ろうとはしなかった。
まるで、抜き身の刀で在る。
在る時、一人の少女に出逢い、羅刹に僅かな変化が顕れる。

以下、本文抜粋。


「レオン……獣化喚装だ!」
 其の言葉と共に、戦騎が喚装される。
 全身の筋力が増加されて、竟の身体は膨れ上がっていた。喚装された戦騎には、金色に赫く刻印が浮かび上がっている。
 通常の喚装時にも、身体能力の増加は在った。だが獣化喚装時の其れは、通常の喚装よりも遥かに強大だった。
 ほんの僅かな出狗の変化を、竟は敏感に嗅ぎ取っていた。
 獣化喚装により受ける恩恵は、筋力増加だけでは無い。獣の持つ嗅覚や聴覚が、竟の感覚を引き立たせている。
 金獅子戦騎レオンは、ライオンの戦騎。今の竟は、戦騎と一体になっている。故にライオンの持つ力を有していた。
 手負いの身体で、獣化喚装していられるのは、恐らく十秒が限界だろう。
「小僧。悪いが、手加減は出来んぞ……」
 言い終わるや否や、竟は動いていた。
 出狗に目掛けて、物凄い勢いで突進していた。
 ――ライオンの走る速度は一般的に、時速五十八キロに達すると言われている。加えて獣化喚装に依って、竟の身体は大きく成っている。纏う戦騎の硬度も、極めて高い。言うならば其の衝撃は、軽自動車に正面から撥ねられている様な物だ。
 竟のタックルを、真面に受けて、出狗は吹き飛ばされていた。
 追い打ちを掛ける様にして、竟は大剣を力一杯、ぶん投げていた。
 其の大剣には、極界の炎が宿っている。
 並々成らぬ衝撃が、校舎を揺るがしていた。
 舞い上がる砂煙りを割って、見慣れた男の姿を見て竟は嘆息した。
 ――矢張り、潜んでいたか。
 男の繰り出す拳を、左手で往なして廻し蹴りを放った。
 右足の爪先が頭部に触れる寸前で、男は身体を回転させていた。男の後ろ廻し蹴りのカウンターが、綺麗に決まった。
 鈍い衝撃を頭部に受けて、僅かにだが竟の意識が振れる。
 後方に倒れそうに成るのを、何とか踏み止まった。
 男は軸足だけで器用にステップを取り、前蹴りを放っている。
 ――此れ以上のダメージは、不味い。
 身体を逸らして、何とか躱した。だが其の隙を衝いて、出狗が斬り込んで来ている。
「嘗めるなぁッ!」
 獅子の咆哮と共に、炎の鬣が出現した。戦騎に施された刻印が、赫きを増していた。
 戦騎の両腕部から、刃が出現している。左手の刃で出狗の太刀を受けて、右腕で斬り衝ける。金属が擦れる音と共に、火花が舞い散る。
 離れた位置に在る大剣に、念を送り込んだ。出狗を目掛けて、大剣が舞い戻る。再び舞い上がる火花と金属音。おもい切り出狗を殴り衝けて、大剣の柄を手に取った。
 意識を失ったのか、地に伏す出狗。
「何故、襲って来なかった?」
 ――今の攻防の最中、其の機会は幾らでも在っただろう。
 しかし男は、佇んだ儘で在った。
「正々堂々と勝たねば、此の俺の最強は証明、出来んだろうがッ!」
 相変わらず忙しない男だ。
 獣化喚装をして、既に六秒が経過していた。
「どちらが最強か、今日こそ決めさせて貰うぞッ!」
 猛る男は【皇渦陸仙】が一角。【灼熱の靡隕羅】で在る。

さあ、気になる人は見逃さずチェックしてね! この本が素敵な読者さんに恵まれますように。


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